2011年から今年にかけてフィンランド国内を巡回しているSatoko Sai + Tomoko Kuraharaとフィンランド人写真家マルヤ・ピリラとのプロジェクト「Inner Landscapes」。
9月4日からフィンランド中部の街・ユバスキュラにて始まるマルヤ・ピリラの個展の中で、「Inner Landscapes」の作品が発表されます。
ユバスキュラにある写真センター(The Centre For Creative Photography Association)が運営するギャラリー、Galleria Ratamoのリニューアルオープン後第一弾の企画展としてマルヤ・ピリラの個展が開催されることになりました。
展覧会は、マルヤ・ピリラの新作シリーズ「MILAVIDA」に加えて、ペトリ・ヌーティネンとのコラボレーションであるカメラ・オブスキュアの構造を持つ立体作品、Satoko Sai + Tomoko Kuraharaとのコラボレーション「Inner Landscapes」の作品シリーズで構成されています。
「MILAVIDA」は、カメラ・オブスキュラの技法を使って人のいない家の中に周囲の自然を映し出した光景を撮影した幻想的なシリーズです。
2つの展示室から成るギャラリーの一室を「Inner Landscapes」に使い、マルヤ・ピリラのポートレイト写真とSatoko Sai + Tomoko Kuraharaの陶器のボウルが展示されます。
アルヴァ・アアルトの建築で知られるユバスキュラ市は、湖水地方の自然とさまざまな文化的な施設や活動が共存する街です。
フィンランドではすでに秋が深まりつつある9月。新たな場所でどんな展覧会になるのか楽しみです。
2012年9月4日-9月30日
Galleria Ratamo
Veturitallinkatu 6, 40100 Jyvaskyla, Finland
www.ccp.fi/
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