2011年2月18日金曜日

D♥Y3の様子




2月5,6日に開催されたD♥Y3、たくさんのお客様にお越しいただきありがとうございました。

素焼きの磁器のカップに、染付の器に使われるコバルトの顔料でプリントした転写シートを
自由にレイアウトしてはっていくという内容です。

このコバルト顔料の絵具は「下絵」といって、磁器の土と釉薬の間に入れる絵付けの方法です。
それを、私たちがシルクスクリーン用に絵具を調合して、複写式転写紙を手作りしています。
この複写式の転写紙は、筆に水を含ませて磁器の素地に絵を写すことができます。
釉薬をかけて本焼きをする前の、薄くもろい素焼きのカップに転写するため、壊れやすい危険性があるのですが、
この方法でのワークショップは、あまり一般的ではないので、作る技法を見ることのできる機会でもあります。

いつも出来上がったものだけを展示しているので、こういう作り方を見せる場というのは、
私たちにとっても新たな機会です。
そういうことのできる、D♥Yという場を作ってくださった、主催者とスタッフのみなさんに感謝です。

そしてワークショップ、1日限定10人だったため、ご参加いただけなかった方には非常に申し訳なく思います。
また行なうときにはこちらでご案内いたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿